Node-REDをさらに活用できるenebular

Node-REDをさらに活用できるenebular

enebularでは、フロー エディターとエージェント ソフトウェアの両方にNode-REDを採用しています。

Node-REDがクラウドやエッジ、そのどこでも動作する環境をつくることで、よりオープンなイノベーションを起こせるようにとの想いからです。Node-REDを介することで、特定のIoTプラットフォーマーに依存する必要がなくなり、専門領域の異なるクラウド エンジニアと組み込みエンジニアが協創できるようになります。

Node-REDロゴ

https://nodered.org/

Node-REDを採用する利点

Node-REDは、オープンソースのビジュアル プログラミング ツールです。データ ロジックをフローという形で視覚化して開発できます。昨今ではノーコード/ローコード ツールと呼ばれることもあります。JavaScript実行環境のNode.js上で動作するため、さまざまなプラットフォームで利用でき、移植性や再利用性、拡張性の点で優れています。

2013年にIBM社において開発され、2014年にオープンソース化されています。以来、世界中の開発者がNode-RED本体の開発の貢献をするようになり、さまざまなユーザーがさまざまなユースケースを提供するようになりました。2019年にバージョン1.0として公開されたことを機に、本格的な活用が期待されています。

Node-REDをより便利にするenebular

複数フローの管理、共有が可能

実験などにおいて単独で使う場合は、Raspberry PiとNode-REDがあれば十分でしょう。しかし、作成したフローをチームで共有したり、別のメンバーがテストしたりするには、Node-REDだけでは少し不便な場合もあります。

enebularなら、クラウドに複数のフローを保管してダッシュボード画面で管理でき、WEBブラウザからいつでも呼び出せます。またそれらのフローをチームメンバーと共有したり、作成履歴を残したりもできます。さらに、実験デバイスから本番デバイスへのデプロイ(展開)もスムーズです。

オープンソースならではの相互利用

自分の作成したフローをほかの人に利用してもらう場合、フローをファイル(flow.json)に保存しメールで送ったり、そのファイルの内容をWEBページなどに掲示し、使う人にコピー&ペーストしてもらったりするのでは少々不便です。

enebularなら、作成したフローを簡単に公開できます。また、そのフローを使いたい人は自分のプロジェクトに直接インポートできます。インポートしたフローはWEBで動作を確認したり、デバイスにデプロイしたりもできます。

プライベートノード – 特定ユーザーとのノード共有機能

Node-REDで作ったフローやカスタムのノードを自社製品に組み込みたい、あるいはシステム開発案件で利用したい場合、node-red.orgにカスタムのノードを公開する必要があります。多くのプロジェクトや企業では、自社の情報資産はオープンソース ソフトウェアとしての公開が容易ではありません。

enebularでは、カスタムのノードを、公開することなくプライベート ノードとしてプロジェクト内部だけで管理できます。また、他のユーザー向けに作成したプライベート ノードを販売もできるため、新たなビジネス チャンスにつながります。

enebularの詳細については、こちらをご確認ください

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